完璧主義

皆さんこんにちは! クラシック音楽が大好きなJUNKOです♪

タイトル通り、私は思考だけは完璧主義です。

自分の行動には結びつかず、怠けることも多いですが
頭の中でいろいろと構想を練っている間は
超完璧主義的で、何かを始めるにも腰が重いです…。
本当に体も年々重くはなってきておりますが…(;_;)

とはいえ、活動することで新しい自分になれますね。
動いたもん勝ちの世の中。。。

今日は自分のレッスンでしたが
思いのほか上手く仕上げることができたので

この勢いに乗って、軽やかに企画を進めていこう!!と
熱い気持ちになっております♪♪

年末に向けてイベントが盛りだくさんですね。

コロナ対策もすっかり浸透し、皆さんマスクや消毒に
慣れ、沢山の演奏会が企画されています♪

今年度は私は聴衆として楽しませていただく機会が増えました♪
公演のレポートなども少しずつ上げていきたいと思います(^^)

夢を語るピアニスト 反田恭平

皆さんこんにちは! クラシック音楽が大好きなJUNKOです♪

早速ですが、

ピアニストって夢のある職業?

2021年マイナビニュースによる
憧れの職業ランキングを見てみますと

ピアニスト

としての職業ランクインはありませんでした…(残念!)

しかしながら、なんと22位にはコレペティトゥア
60位に作曲家、97位にミュージシャンがランクインしています!

意外!!!

97位のミュージシャンにクラシックの演奏家が含まれているか
どうかは不明ですが、
100位以内に3つも音楽関係がランクインしているというのは
喜ばしい事かもしれません♪

しかし、クラシック音楽を愛する者としては
これから社会を担う小さな子供たちに向けて
ピアニストを始めとする演奏家たちの認知度や好感度は
もう少し上げていきたいところ…!!!

さて、ピアニストを憧れの存在に高めるためにはどんな条件が必要でしょうか…。

それは

職業として幸せを体現する
ピアニストと出会える機会がある!!

という事があると思います。

どんなにすばらしい演奏をするアーティストでも
その存在を知られなければ意味がないかもしれません。

ピアノ演奏を極めることはすなわち、自分の内面を見つめる事。

でも、
キラキラ輝く憧れのピアニストの演奏を
もっと身近に体験できるようになるべきだと思います♪

いろんな機会を提供できる音楽事務所にしたいなぁ~!!!

今、最もキラキラ夢に向かって輝いている演奏家の一人

反田恭平さんがいます。

様々な方面に向けて思考し、クラシック音楽界を盛り上げる
革命を起こそうとしている若手演奏家ですね!

また、言わずと知れた2021年のショパンピアノコンクールの入賞者でもあります。(第2位 おめでとうございます!)

反田恭平さんは様々な媒体でご自身のクラシック音楽業界全体への
革命的構想をお話しされていますね。音楽学校を立ち上げよう!
というものや、その他細かい演奏のリリースに関する改革など

今までのクラシック音楽に疎い人から見ても

「何か面白そうなことが始まる…?」

というワクワク感が感じられる方です。

インタビューの記事の中で「批判は覚悟の上」という言葉が

何度も出ていらっしゃいました。

また、実際に批判もあったと。

しかし、私は

様々なコンサートピアニストのインタビューや
自己プロデュースしながら活動を展開するピアニスト達のトークを
目にすることが可能ですが、反田さんのような
爆発的エネルギーを持つインタビューは拝読したことが無いように
思います。

よく目にするクラシックのトークといえば

・自己の演奏に関わる技術的なトークや
・身近に起きた出来事トーク、
・演奏家としての実情(内情)トークなんていうジャンルも人気ですよね!

・古の作曲家エピソード

でしょうか…。

それらに、クラシック音楽に興味の薄い方々へ訴えかける
心躍るような内容のものがあるのか、とても疑問に感じていました。

どことなく取っつきにくく、その世界に足を踏み入れなければ
わからないことが有りすぎると感じることも多いのです。

また、一度その世界に足を踏み入れ、習ったけど
辞めてしまう人が巷にあふれていることも
業界のイメージを固定化してしまっている
原因の一つであると感じます。

明るく夢に溢れる話題を振りまく業界であってほしい!
音楽に携わる事で本当に人の心が豊かになるのだという
体現者を見たい!と思うのです。

新しいことを始めるにあたって批判も多いかもしれませんが
クラシック音楽業界にとって素晴らしいきっかけを呼ぶ
ピアニストでしょう!!

夢を見られる世界を作りたいものですね!

素晴らしい音楽のつながりを
沢山の人にも分け与えられるように…♪

今年もあと少しで終わりですが
夢をアウトプットして分け与えらるように

私も情熱を持って生きていきたいなと思います♪

クレッシェンドとは(みいひちゃん)

皆さんこんにちは! 
クラシック音楽が大好きなJUNKOです♪

突然ですが、皆さんは
音楽用語を生徒さんに伝える時
どんなふうに伝えていますか?

私は子供のころから
ピアノを習っていましたが、

わからない用語があった時は
検索したり、音楽辞典で
調べたりしていました。

辞書や検索では
端的に説明されているので、
用語の解説を受けただけで
曲想がパッと思い描くことは
少なくて、

練習を通して(音を聞きながら)イメージを膨らませることが多かったです。

でも

それだと 曲のイメージを
表現できるようになるまでに
時間がかかってしまいます。

楽器の演奏で仕事をしている
皆さんの中には
指導をする機会も多いと
思いますが、

熟練の演奏技術を持つ先生の
指導は
様々な引出しがあり、

『伝える』という表現力も
素晴らしい時がありますね。

今回お伝えするのは
NijiU(ニジュー)というアイドルグループの
オーディション番組で

当時14歳の鈴野未光ちゃんというメンバーが

『クレッシェンド』の意味について尋ねられた時
とても素敵な解釈をしていたので共有したいと思います♪

1次オーディションで
伊藤由奈のPreciousを歌った
みいひちゃん。

のびやかな歌声で繊細に
曲を表現しました。
プロデューサーのJ.Y.Parkから

「クレッシェンドという言葉を知っていますか?」

と言われて

「歌やダンスに
ポイントを付けるというか
心に残るような 
弱いところや、

強いところを
付けることだと思います」

と解説していました♪

とっても素敵な回答だと思いませんか?

もちろんこれでは
本来のクレッシェンドが持つ
意味を理解して演奏するには
至りません。
辞書的な回答を知ったうえで…という事になりますが。

みいひちゃんの歌が繊細で丁寧に仕上げられているのは
このような細やかな解釈で演奏しているんだなという

『個性』

が感じられました♪

また、練習に対する素直さや
ひたむきさも感じ取ることができますよね(^^)

このオーディションから、私はみいひちゃんを
注目していくようになったのですが

最終的にはデビューも果たしましたし、

更なる芸術性を高めてくれるのではと思います♪

言葉の一つ一つにも個性が表れる。

舞台に立つ仕事をする者として

『個性』は磨き続けたいものですね♪

Fanを作る ③嫌悪(趣味とはまず嫌悪から…)

皆さんこんにちは! クラシック音楽が大好きなJUNKOです♪

今回は、クラシック音楽を聴いてくれるFanを作るために大切な事、
クラシック音楽を趣味にしてもらうために知っておくことをお伝えします。

前回②でお伝えした通り、人々の『好き』な気持ちは
教育や家庭で培われる嗜好だという事がわかりました。

嗜好が趣味に影響しますが、
『趣味』としてクラシック音楽が選択されるには
どのような行程があるのか知るべきだと思います。

フランス社会学の権威、ピエール・ブルデューによると


『趣味』とは『象徴闘争』

なのだそうです。

と…闘争?! ?! ?!
そんな物騒な…

と思った方もいるでしょう。

しかし、私たちは無意識のように
選択をしており、
その選択の基準は
まさに この

『象徴闘争』

を元にしていることがわかります。

例を挙げてみましょう。

たとえば、あなたが
毎日ピアノを演奏している人
だとしましょう。
(プロでもアマチュアでも♪)

なぜ毎日ピアノを弾くの?
と質問されたとき、
どう返事しますか?

シンプルに答えると
『ピアノを弾くことが
好きだから』
ですよね?

ブルデューがいうところの闘争がそこにあります。

『好き』と
思ったその時
実は
『○○よりも』好き

という選択しているのです。

皆さん、心当たりありませんか?


『マラソンするよりも』
『泳ぐよりも』
『掃除をするよりも』
『テレビを見るよりも』

好きだから!

ですよね?

同じ時間の流れの中で
様々な物事を行うことができますが、

他の事をするよりも

ピアノを弾くことが好き!

という選択をしているんです。

つまり、ブルデューのいう象徴闘争とは、

他者に対する差異化や卓越化の動機が伴うことを言います。

私たち人間が『好き』『嫌い』を判断する時、
自分が学校や家庭で構築してきた

趣味・嗜好 (人生)の優位性を押付ける行為をしている

という事です。

「他者に自分の趣味を押付けるつもりはない」

という人も沢山いると思います。
実際、わたしもそう思います。

しかし、そのような人でも

世界に存在するありとあらゆる音楽を
まったく同じ強度で好きになる人は

ゼロではないかもしれないが、
かなりありえない。

と言っています。

私も、そう思います。

だからこそ、

音楽にしろ演劇にしろ
スポーツにしろ
様々なジャンルがあるわけで、

区別する事自体が

○○より□□

という他に対する

嫌悪

から始まっていることが理解できます。

このことを踏まえて、
皆さんが自己プロデュースを
行う際に
ぜひ心に留めていてほしいことがあります。

あなたの活動を待ち望んでくれるFanに出会うことは
簡単ではないかもしれません。

でも、それらは相手の人生に
あなたと共通する社会的関係が成り立っていないからだという
事がわかりましたね?

あなたの演奏レベルには
全く関係がないのです。

自分がどんな人間で
自分の選択に排除されている
他者は何か
(ベートーヴェンは好きだけど
他の作曲家はそんなに好きじゃない…とか)

という事を深く掘り下げて考えたとき、

あなたの音楽を聴いて感動してくれる素養を持った
Fanと出会えるようになります。

集客に困ったとき、
不特定多数に向けた音楽にするとしても、

『あなたの演奏』という核が
しっかり
背景のあるものになるように。

沢山の出会いに感謝しながら
あなたらしさをぜひ追求してみてください♪

私のブログでは、集客に悩みを抱えている演奏家の皆さんへ

このような社会学の観点なども踏まえて、お悩み相談をお受けしたいと思います♪

フォームのご用意ができましたら、当ブログにてご案内させていただきます♪

Fanを作る ②選ばれる演奏家になるために(趣味:好き!と思うワケ)

 

皆さんこんにちは! クラシック音楽が大好きなJUNKOです♪
今日はFan作りのための社会学解説の中から、『好き!』と思う
構造を解説します♪

ぜひご自身のマーケティングにお役立てください(^^)

『好き!』

この気持ちは何よりも強いFanを作ってくれます。
そもそも、人々はなぜ『選択』という行為を行うのでしょうか。

それは、選択することによって
(広い意味で)利益を得るからです。

趣味・思考とはその人の人生の背景です。

人間は生まれ育った環境や、
知り合った人々の中から
似たような人が集まってグループを形成して生きています。
(会社の同僚・家族・共通の趣味のグループなど)

生まれ育った環境で趣味・思考が構築されるのは学校や家庭が主で、
どちらで構築されたかによっても、その人の持つ価値観は変わると
ブルデューは言っています。

例えば、高級文化を身に着ける場合
家庭で:空気のように自然に身に着けることができ、
その人をのびのび自由に振る舞わせる。
(努力するという泥臭さがない。)

学校で:自らの努力が必要。禁欲的・勤勉な模範生としての
価値観を身に着ける。
文化的価値観を理解するためには『努力が必要』と
無意識に考える価値観を持つ人になる。

意識していなくても、なんとなくイメージは湧きますね。

わかりやすく例を出してみましょう。

☆普段から英語に触れる環境で育った子供と、
★学校の授業でしか英語に触れる機会がない子供
がいた場合、

「英語で会話してください!」と言われたら…?

前者☆は当たり前のように話せるけれど、
後者★は一生懸命勉強してからでないと難しいですよね。

このように、私たちは行為を『選択』することにより
利益を得ていますし、それは『家庭』で身についた趣味嗜好に基づいていることがわかります。

皆さんの音楽ジャンルは複雑な学問のような難解さを持つ
クラシック音楽というジャンルです。

J-POPのように歌詞で曲想を知ることもできず、
K-POPのように歌詞はわからなくても、群舞や歌声、
ビジュアルで興味を引き付けられるものとも違います。

聴衆一人ひとりにとって、クラシック音楽を聴く背景は
様々にあり、BGMとして聴く場合や楽器の音色に惹かれて聴く人もいますね。

つまり、この「聴衆が持つ文化的背景」を
自分の音楽性に絡めて詳細にターゲティングできれば
コアなFan層を確立することができます。

今 日本のクラシック市場では
キャッチーなアイコンになりうる人が知名度を上げやすいですね。

演奏者の容姿・親族・経歴・毒舌などのキャラクター性などです。

しかし

どんなに皆さんが唯一無二のキャラクター性を持って
素晴らしい演奏をしたとしても、それを『好き』になるかどうかは
聴衆の趣味嗜好によって選別されてしまうのです。

世の中にどんな人がいるのか…
多くの人が今どんなことに関心を持って過ごしているか…

社会情勢など様々なことを考え、
今現在、あなたの周りで生きている人々を理解しようとする
心を持つことが、
「あなたの演奏に無関心な人々」を
グっ!!と惹きつける
きっかけ作りにつながると思います。

私は、クラシック音楽の良さとは
・深い社会情勢への理解と描写

・人々の苦しみや喜びを理解した作品

が多いことだと思います。

人生の様々な受難を描写できる音楽は
クラシック音楽が一番だと思います。

演奏をする時、コンサートを企画する時
どんな人生を歩んできた人たちに聞いて貰いたいのか
どんな心理描写を聞かせどころにするか
聴衆に愛を持って企画してみてはいかがでしょうか♪

私のブログでは、ターゲティングのお手伝いを行っています♪

皆さんの演奏技術が広く世界に浸透するようにお手伝いさせていただきます♪

Fanを作る① 分類する(選ぶ) ということ

私たちは、様々な出来事に溢れる人生の中で
沢山の選択をしながら『自分』というものを確立して生きています。

例えば、好きになった音楽・映画・自分で選んだ生活。

では、それらを選ぶとき、どのように出会い、どのように興味を惹かれましたか?

・たまたま出会って好きになった!
・いいな…と思って。
・ふとした時に目にして(耳にして)、心が震えた

など、素敵なエピソードが沢山あることでしょう。

    

しかし…それは幻想です!

『たまたま』や『偶然』などの出会いはない!

としたら、皆さんはどう感じますか?

現実として、何かを選ぶということが
すべて『教育水準』や『出身階層』に密接に結び付いた上での出会いだったとしたら…。

ブルデューによると、『アンケート調査を通して、
あらゆる文化的慣習行動(美術館を訪れること、コンサートに通うこと、展覧会を見に行く事、読書すること等々)
及び文学・絵画・音楽などの選好は、
まず教育水準に、そして二次的には出身階層に密接に結びついているということがわかる』

としています。

また、こうも言っています。

 『芸術を愛することの喜びである感情的融合、感情移入という行為も、じつはひとつの認知行為、解明、解読作業を前提としており、
そこには遺産として受け継いだ認識法や文化的能力の活用が含まれているということである』と。

つまり、

『芸術作品の良さを心から需要できるという事は
その知識や態度、構えなど、出会いの前提となるものを
家庭や学校から学んでいる。』

『芸術と出会うための遺産があるという事』なのだそうです。

ふむふむ…なるほどー!

考えてみれば、私にも当てはまります…。

・姉がピアノを習っていたり、
・家に胎教用のクラシック音楽のカセットがあったり、
(カセットって知ってますかね ^^;)
・周りのお友達もみんなレッスンに通っていたり…。

生まれ育ったその環境で、すでに音楽に触れていたと思います。

音楽を聴く・ピアノを演奏する・歌をうたうという事を

自然に受け入れられる環境があったと思います。

Fanを作るにあたって、皆さんは少なからず
ターゲティングや消費者行動マーケティングを勉強し、
ご自身の方向性に合う聴衆層を模索していることと思います。

ターゲティングする場合に、
階級・教養で区別するのはあまり気持ちのいい行為ではないかもしれませんが、
人々の出会いというものが『環境』によって左右されるとわかれば、
差別化を図る場合にはこの視点が大いに役に立つのではと思います。

いかがでしょうか(^^)♪

私のブログでは、集客に悩みを抱えている演奏家の皆さんへ

このような社会学の観点なども踏まえて、お悩み相談をお受けしたいと思います♪

フォームのご用意ができましたら、当ブログにてご案内させていただきます♪

このブログにコメントをいただいても構いません♪

~~次回はさらに深くブルデューの社会学的観点からFan獲得のための
視点をお伝えしていきたいと思います♪~~

参考文献:NHKテキスト2020年12月
100分de名著 「私」の根拠を開示する 
ブルデュー ディスタンクシオン
岸 政彦(社会学者 立命館大学院教授)

ファンを作るために ②

皆さんこんにちは。クラシック音楽が大好きなJUNKOです。

今回はFanを作るために社会学的観点から学んでいくテーマに入ります♪
数回に分けて、以下の3点を軸に解説していきます。

①分類 選ぶ(選ばれる)ということ

②趣味 好き!!と思うワケ

③嫌悪 趣味とは、まず嫌悪から…!

この説を提唱しているのはフランスの社会学者 
ピエール・ブルデューです。

社会の構造やその背景にある思考と行動パターンを明らかにした著書
『ディスタンクシオン』があります。

人々が意図せず行動しているはずの事柄を分析し、
全ての選択には背景があることを教えてくれます。

また、趣味や嗜好といった個人的な領域が
いかに社会と結びついていて、自分が選び取ったはずの趣味が
社会構造によって傾向づけられていることを明らかにしたことを示してくれます。

これらをわかりやすく解説しているテキスト、
NHK出版によるNHKテキスト2020年12月

100分de名著 ブルデユー ディスタンクシオン (岸 政彦)

を引用しながら、私たち音楽を学ぶ人間が演奏活動を続けるために、

いかにFanに選ばれるかということを考えていきたいと思います。

ファンを作るために

皆さんこんにちは。クラシック音楽が大好きなJUNKOです。

今回は社会学的な観点から

「Fan」を作るための序章

をお伝えしていきたいと思います。

ステージに立つ者として、
Fanの存在はとても心強いもの…!!

どんなイベントだろうが必ず駆けつけてくれる
そんな人が自分の活動を支持して下さっていれば
本当にありがたいですよね(^▽^)/

そんな人たちに、できれば…!
沢山たくさん出会いたいのです!!

とかなんとか考えて、
日々練習の傍らでいろんな活動してみたりもしますよね。

サロンで綺麗にしてみたり…
楽器を買い替えてみたり…
写真写りの練習をしてみたり…?

いづれにしろ、不特定多数の人に好感を持ってもらうというのは結構気を遣いますね。

でも、もし…

どんな人と関わるのか…

それらがすべて、社会構造として
すでに決まっているとしたら…?

☆変なところで切れてすみません…。
できるだけ早く続きを公開します!

ステージに立つ者として、
Fanの存在はとても心強いもの…!!!

マエストロのお考え

皆さんこんにちは。クラシック音楽が大好きなJUNKOです。

今日のタイトルは丸々そのまま『音楽の友 2021年8月号』の記事からです。


今回は音楽家・芸術家として活動の道が細っている今、
誇りを持って活動されている
皆さんへ深い敬意をもって記事にしたいと思います。

では、さっそく…♪

お読みになった方もいらっしゃると思いますが、

音楽界の大巨匠ダニエル・バレンボイムさんのインタビュー記事から考えさせられた文面がありましたのでご紹介致します。

(音友p.12)ーQ.コロナ渦において音楽家、芸術家の役割が改めて
問われています。一部では音楽は「不要不急」のものであると
軽んじられる傾向も見られます。
こうした中で、音楽家はどのように社会と関わるべきか、
マエストロのお考えを聞かせてください。

ーA.ドイツ語の言葉にZeitgeist(時代精神)というのがあります。
その時代特有の精神という意味です。
そしてこの『精神』が過去よりもずっと、ずっと弱くなっています。
文化を大切に思う感情が弱くなっているのです。
それも世界中で。

ご存知のように現代においては新しい技術をはじめ、
多くの興味深い進歩が遂げられてきましたが、
そのほとんどは精神と関係がありません。

音楽が『精神世界の表現』であることを忘れてはいけません。

~中略)音楽を最高のエンタテインメントと受け取る人もいるでしょうが、そうではありません。
そこが大きな違いなのです。

な る ほ ど ~ !!!

いかがでしたか?

私は、日頃から
「クラシック音楽は
なぜ長い年月をかけて
沢山の国で愛され
受け継がれているのか」と
考えているのですが、
この言葉はその答えに近づく
ヒントになるのではと思っています。

クラシック音楽は深い精神との関わりを表したもの。
文化である。

近年は本当に精神的に疲れるような事案も多く、
大人も子供も疲れている人が目立ちますね。

音楽の存在する意味をハッキリと明確にして、美しく温かい
文化度の高い社会形成に貢献したいと思っています♪

沢山の演奏家の皆さんに
一緒に活動してもらえるよう
準備中です(^^)v

ともあれ昨今は本当に音楽の
エンタメ性が向上し、
初めて聞く人にも親しみやすい演奏会や書籍が増えました。

やはり専門的に学ばれた方々の解説や演奏はわかりやすく、
面白いですね♪

演奏以外にも特化したジャンルでクラシック音楽の知識を
披露していただける機会なども準備していきたいです♪

クラシック生演奏における活動の現状。

皆さんこんにちは。クラシック音楽が大好きなJUNKOです。

今回はクラシック音楽を学んだ方々の進路について
厳しい社会の現実と向き合い、活動の場を広げるために
私の目標をお伝えしたいと思います!!(^^)♪

クラシック音楽を専門的に学んだあと…
(大まかに音大卒、海外留学終了後、有名コンクール受賞後など)

日本国内で音楽の演奏を専門職として生活できる人はどれくらいでしょうか…。

皆さんの予想的中です!!
まさに…

『ほんの一握りの人たち』ですね(涙)

今の日本では、それほど生演奏やクラシック音楽のコンサートに対して需要がありません。

皆さんが活動されている範囲では
・マタニティ向けイベント
・幼児向けイベント
・各教育機関や養護老人ホーム等施設への慰問演奏
・自主開催公演
・冠婚葬祭BGM
・カフェやバーなどでの演奏
などでしょうか。

それらもコロナの影響で
生演奏の機会は格段に減ってしまっています。

コロナ渦では、各方面のアーティストが新しい活動の場所を
オンラインや無観客の方向にシフトしており、それらは現時点では
大切な方向転換ですよね!

すでにご自身で始められている方も多いのではないでしょうか。

でも実際はコロナ以前から、クラシック音楽において
ただ音大を卒業したというだけでは
生計を立てるほどの演奏会をできる人は少なかったですよね。

膨大な時間を費やして学んだのに
音楽では生きていけない…!!

そんな現実を少しでも変えたいです。
実直に努力をした方々が少しでも好きなことをして
対価を得られる仕組みを作りたいです。

お金と生きるというのは難しいですね。
でも頑張ります。
音楽家の皆さんに期待してもらえるように
これから始めていきたいです♪