マエストロのお考え

皆さんこんにちは。クラシック音楽が大好きなJUNKOです。

今日のタイトルは丸々そのまま『音楽の友 2021年8月号』の記事からです。


今回は音楽家・芸術家として活動の道が細っている今、
誇りを持って活動されている
皆さんへ深い敬意をもって記事にしたいと思います。

では、さっそく…♪

お読みになった方もいらっしゃると思いますが、

音楽界の大巨匠ダニエル・バレンボイムさんのインタビュー記事から考えさせられた文面がありましたのでご紹介致します。

(音友p.12)ーQ.コロナ渦において音楽家、芸術家の役割が改めて
問われています。一部では音楽は「不要不急」のものであると
軽んじられる傾向も見られます。
こうした中で、音楽家はどのように社会と関わるべきか、
マエストロのお考えを聞かせてください。

ーA.ドイツ語の言葉にZeitgeist(時代精神)というのがあります。
その時代特有の精神という意味です。
そしてこの『精神』が過去よりもずっと、ずっと弱くなっています。
文化を大切に思う感情が弱くなっているのです。
それも世界中で。

ご存知のように現代においては新しい技術をはじめ、
多くの興味深い進歩が遂げられてきましたが、
そのほとんどは精神と関係がありません。

音楽が『精神世界の表現』であることを忘れてはいけません。

~中略)音楽を最高のエンタテインメントと受け取る人もいるでしょうが、そうではありません。
そこが大きな違いなのです。

な る ほ ど ~ !!!

いかがでしたか?

私は、日頃から
「クラシック音楽は
なぜ長い年月をかけて
沢山の国で愛され
受け継がれているのか」と
考えているのですが、
この言葉はその答えに近づく
ヒントになるのではと思っています。

クラシック音楽は深い精神との関わりを表したもの。
文化である。

近年は本当に精神的に疲れるような事案も多く、
大人も子供も疲れている人が目立ちますね。

音楽の存在する意味をハッキリと明確にして、美しく温かい
文化度の高い社会形成に貢献したいと思っています♪

沢山の演奏家の皆さんに
一緒に活動してもらえるよう
準備中です(^^)v

ともあれ昨今は本当に音楽の
エンタメ性が向上し、
初めて聞く人にも親しみやすい演奏会や書籍が増えました。

やはり専門的に学ばれた方々の解説や演奏はわかりやすく、
面白いですね♪

演奏以外にも特化したジャンルでクラシック音楽の知識を
披露していただける機会なども準備していきたいです♪

投稿者: kya2plus2flutejunko

クラシック音楽好き。 子供たちから大人まで音楽を学ぶすべての人々が幸せな社会になるように 活動したい。 音楽を学ぶことが活かせる社会を作りたい。

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