皆さんこんにちは! クラシック音楽が大好きなJUNKOです♪
今日はFan作りのための社会学解説の中から、『好き!』と思う
構造を解説します♪
ぜひご自身のマーケティングにお役立てください(^^)
『好き!』
この気持ちは何よりも強いFanを作ってくれます。
そもそも、人々はなぜ『選択』という行為を行うのでしょうか。
それは、選択することによって
(広い意味で)利益を得るからです。
趣味・思考とはその人の人生の背景です。
人間は生まれ育った環境や、
知り合った人々の中から
似たような人が集まってグループを形成して生きています。
(会社の同僚・家族・共通の趣味のグループなど)
生まれ育った環境で趣味・思考が構築されるのは学校や家庭が主で、
どちらで構築されたかによっても、その人の持つ価値観は変わると
ブルデューは言っています。
例えば、高級文化を身に着ける場合
家庭で:空気のように自然に身に着けることができ、
その人をのびのび自由に振る舞わせる。
(努力するという泥臭さがない。)
学校で:自らの努力が必要。禁欲的・勤勉な模範生としての
価値観を身に着ける。
文化的価値観を理解するためには『努力が必要』と
無意識に考える価値観を持つ人になる。
意識していなくても、なんとなくイメージは湧きますね。
わかりやすく例を出してみましょう。
☆普段から英語に触れる環境で育った子供と、
★学校の授業でしか英語に触れる機会がない子供
がいた場合、
「英語で会話してください!」と言われたら…?
前者☆は当たり前のように話せるけれど、
後者★は一生懸命勉強してからでないと難しいですよね。
このように、私たちは行為を『選択』することにより
利益を得ていますし、それは『家庭』で身についた趣味嗜好に基づいていることがわかります。
皆さんの音楽ジャンルは複雑な学問のような難解さを持つ
クラシック音楽というジャンルです。
J-POPのように歌詞で曲想を知ることもできず、
K-POPのように歌詞はわからなくても、群舞や歌声、
ビジュアルで興味を引き付けられるものとも違います。
聴衆一人ひとりにとって、クラシック音楽を聴く背景は
様々にあり、BGMとして聴く場合や楽器の音色に惹かれて聴く人もいますね。
つまり、この「聴衆が持つ文化的背景」を
自分の音楽性に絡めて詳細にターゲティングできれば
コアなFan層を確立することができます。
今 日本のクラシック市場では
キャッチーなアイコンになりうる人が知名度を上げやすいですね。
演奏者の容姿・親族・経歴・毒舌などのキャラクター性などです。
しかし
どんなに皆さんが唯一無二のキャラクター性を持って
素晴らしい演奏をしたとしても、それを『好き』になるかどうかは
聴衆の趣味嗜好によって選別されてしまうのです。
世の中にどんな人がいるのか…
多くの人が今どんなことに関心を持って過ごしているか…
社会情勢など様々なことを考え、
今現在、あなたの周りで生きている人々を理解しようとする
心を持つことが、
「あなたの演奏に無関心な人々」を
グっ!!と惹きつける
きっかけ作りにつながると思います。
私は、クラシック音楽の良さとは
・深い社会情勢への理解と描写
・人々の苦しみや喜びを理解した作品
が多いことだと思います。
人生の様々な受難を描写できる音楽は
クラシック音楽が一番だと思います。
演奏をする時、コンサートを企画する時
どんな人生を歩んできた人たちに聞いて貰いたいのか
どんな心理描写を聞かせどころにするか
聴衆に愛を持って企画してみてはいかがでしょうか♪
私のブログでは、ターゲティングのお手伝いを行っています♪
皆さんの演奏技術が広く世界に浸透するようにお手伝いさせていただきます♪