皆さんこんにちは!
クラシック音楽が大好きなJUNKOです♪
突然ですが、皆さんは
音楽用語を生徒さんに伝える時
どんなふうに伝えていますか?
私は子供のころから
ピアノを習っていましたが、
わからない用語があった時は
検索したり、音楽辞典で
調べたりしていました。
辞書や検索では
端的に説明されているので、
用語の解説を受けただけで
曲想がパッと思い描くことは
少なくて、
練習を通して(音を聞きながら)イメージを膨らませることが多かったです。
でも
それだと 曲のイメージを
表現できるようになるまでに
時間がかかってしまいます。
楽器の演奏で仕事をしている
皆さんの中には
指導をする機会も多いと
思いますが、
熟練の演奏技術を持つ先生の
指導は
様々な引出しがあり、
『伝える』という表現力も
素晴らしい時がありますね。
今回お伝えするのは
NijiU(ニジュー)というアイドルグループの
オーディション番組で
当時14歳の鈴野未光ちゃんというメンバーが
『クレッシェンド』の意味について尋ねられた時
とても素敵な解釈をしていたので共有したいと思います♪
1次オーディションで
伊藤由奈のPreciousを歌った
みいひちゃん。
のびやかな歌声で繊細に
曲を表現しました。
プロデューサーのJ.Y.Parkから
「クレッシェンドという言葉を知っていますか?」
と言われて
「歌やダンスに
ポイントを付けるというか
心に残るような
弱いところや、
強いところを
付けることだと思います」
と解説していました♪
とっても素敵な回答だと思いませんか?
もちろんこれでは
本来のクレッシェンドが持つ
意味を理解して演奏するには
至りません。
辞書的な回答を知ったうえで…という事になりますが。
みいひちゃんの歌が繊細で丁寧に仕上げられているのは
このような細やかな解釈で演奏しているんだなという
『個性』
が感じられました♪
また、練習に対する素直さや
ひたむきさも感じ取ることができますよね(^^)
このオーディションから、私はみいひちゃんを
注目していくようになったのですが
最終的にはデビューも果たしましたし、
更なる芸術性を高めてくれるのではと思います♪
言葉の一つ一つにも個性が表れる。
舞台に立つ仕事をする者として
『個性』は磨き続けたいものですね♪